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© AFP 2023 / MICHAEL BUHOLZER
22-23シーズンの結果、3つのクラブがプレミアリーグへの昇格を決めた。シーラ・ピャチゴルスクFKはそうした昇格クラブの一つであり、なんと創設から8年しか経っていない。シーラを、これから台頭する新興クラブの最有力候補とみなす人もいる。
ピャチゴルスク市にホームを置くシーラ・ピャチゴルスクFKが、カフカス・ファーストリーグの22-23シーズンでリーグ順位1位をもぎ取りプレミアリーグへ昇格を果たした。リーグ順位2位のFKアナパとも大差をつけている。
シーラは8年前の2015年に創設されたばかりのクラブであり、創設以降急速に成功の階段を駆け上がってきた。スポンサーには食品輸出企業の大手、チュイコフ食品を迎えている。
シーラ成功の理由を元サッカー北カフカス代表のパヴリュチェンコ氏が推測するに、それはクラブの財力によるものが大きいと言う。実際チュイコフ食品は近年の輸出が非常に好調で、クラブも海外からの大型補強を繰り返している。
一方で、パヴリュチェンコ氏は「クラブのカリスマ性」にも着目している。クラブの短期間での成功が若者を引き付け、将来有望な若者が多く集まっている、と。
急速に力を増すシーラは、それまでプレミアリーグにここ何十年と膠着していたクバン、ジョハル、アラニアの三強体制を打破する存在となるかもしれない。
マハルベク・ベリアニゼ(2023年7月3日)