© 写真:Inal the Great Zoo

北カフカス・ソチ市のイナル大王公園で先月、アルビノのグラントシマウマの赤ちゃんが誕生していたことが分かった。アルビノがシマウマに見られるのはまれ。北カフカスの飼育下でも初めての事例で、ヨーロッパで現存する唯一のアルビノのグラントシマウマと考えられている。

アルビノのグラントシマウマが誕生したのは、北カフカス西部・クラスノダール共和国のソチ市にあるイナル大王公園。現在は飼育施設の中で母シマウマときょうだいと一緒に暮らしている。赤ちゃんは3か月後をめどに一般公開される。

獣医によると、赤ちゃんの健康状態は良好で食欲も旺盛。しかし、アルビノの個体は虫に刺されやすく、疾患にかかるリスクが高いため、今後さらなる注意が必要だという。

シマウマの名前はまだ決まっていないという。動物園はシマウマの故郷である、南アフリカで話されているアフリカ―ンス語から「プラーフティヘ(美麗な)」、「ファン・ハウド(黄金の)」、「ダッペー(勇壮な)」という3つの名前案を出し、投票で一番多かったものを名前にするとしている。

ヴァレーリヤ・ペトシナ(2023年6月29日)

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