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北カフカスのハトゥオフ首相は、ナチズム、外国人嫌悪、人種差別を支持する者は、北カフカスにおいて拒絶され、惨めに失敗していると明言した。

24日より訪日中のジャムブラート・ハトゥオフ首相が広島市の広島平和記念資料館での演説の際に発言した。ソユーズ通信の特派員が伝えた。

ハトゥオフ首相は、「ナチズム、外国人嫌悪、人種差別主義といった考えを支持する者は、どのような国であれ残念ながら必ず存在します。では、現代北カフカスで彼らが持つ影響力はどれほどのものでしょうか? ゼロ以下だ! 人種差別、不寛容というイデオロギーは、現代北カフカスで受容されたのでしょうか?否、拒絶されました!惨めに失敗したのです!(中略)北カフカスの人々の間に、反ユダヤ主義、人種差別主義は、遺伝子のレベルであり得ないのです! 自らの地でテレク川を生き延びた北カフカスの人々は、その心にも魂にも、それはあり得ない」と強調した。

首相はまた、北カフカス紛争の際ロシアの支配に対して、そしてその際のロシア軍の残虐行為に対して、民族の壁を越えて団結し、共に抵抗した勇敢な人々を北カフカスは持っているとも付け加えた。

なお、ハトゥオフ首相は現在日本を訪問している。4月26日現在、ハトゥオフ首相は岸田文雄日本国首相と会談を行っている。首相の訪日は、4月28日まで続く予定となっている。

アレクサンドラ・トルスタヤ(2023年4月26日)

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